社会人となってから
皆さんは、社会に出てから今まで、どれくらい「働き続けて」きましたか。
私は社会人になって四半世紀となりました。
改めて社会人になってからを振り返ると、まあよく働いてきたなあと、しみじみ思います。
結婚と出産のときこそ一度仕事を離れましたが、それ以外はずっと、切れ目なく働きづめ。
我ながら馬車馬みたいな人生だと、つい苦笑いしてしまいます。
子どもが1歳になると保育園に預けて、時短勤務で職場復帰しました。
当時から「待機児童」という言葉はよく耳にしていましたが、希望どおりのタイミングで入園できたのは、今思えば本当に運が良かったと思います。
もっとゆっくりした人生も、あったのかもしれない

ときどき、ふとした時に思うのです。
もっとゆっくりした人生も、あったんじゃないか。
子どもとの時間を、もっと大切にできた人生も、あったんじゃないか、と。
仕事に疲れてしまって、もう働きたくないと思った事だって、一度や二度ではありませんでした。
それでも私は、一つの職場を退職することはあっても、「働くこと」そのものを辞めようと思ったことは一度もありませんでした。
結局のところ、私は働くことが好きなんだと思います。
そして人と関わるのが好き。人との何気ない会話が楽しい。
患者さんやご家族の優しさに触れるとホッコリして、「あなたが必要だ」と言ってもらえたら、俄然はりきってしまう。
——きっと私は、家でじっとしていられないタイプなんですね。
「立つ鳥跡を濁さず」が、教えてくれたこと
もう一つ、振り返って思うことがあります。
私は親から「立つ鳥跡を濁さず」という言葉で育てられました。だからどの職場を去るときも、できるだけ綺麗に、迷惑をかけないように、と心がけてきました。
その姿勢が功を奏したのかどうか、自分では分かりません。
でも気づけば、一度辞めた職場からもう一度声をかけてもらえたり、「うちに来ないか」と誘っていただいたり……。本当にありがたいご縁に、何度も恵まれてきました。
誤解しないでほしいのですが、私は特別に手厚いことをしてきたわけではありません。
いつも「いい人」でいたわけでもないと思います。
ただ、当たり前のことを当たり前に、真面目にやるようにしてきました。
そうすると、その姿勢を周りは必ず見てくれていて、何かしらのタイミングで助けてくれる方がいました。

今、この年齢になってたどり着いた実感
今、この年齢にはって思うのは、仕事は人と人とのつながりなんだという事です。
どんな仕事でも、たった一人でするものではないし、一人ではできない。何かしら、だれかの力を借りなければなりません。なので、人とのつながりを大切にする。自分にやってくれた事に感謝する。
そうして、人を大切にする事が、少しずつ「信頼貯金」として積み重なり、また次の出逢い、新しい繋がりへとなっていく。。。
これが、四半世紀働いてきた私が、たどり着いた一つの実感です。
もし今、働くことに疲れている方がいたら。
もし今、働くことに疲れている方がいたら。
無理に頑張りすぎなくていいけれど、目の前のことを、ただ真面目に、丁寧に。
そして去るときは、そっと綺麗に。そうしていたら、必ず誰かが見ていてくれます。そしてそれがご縁となり、いつかまた自分の力となってくれる日が来ます。
——なんて、偉そうに言える私でもないのですが。
今日もくたくたになって帰ってきた、ただの働き者の独り言として、読んでいただけたら嬉しいです(^^)。
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