「委員会活動」。病院での委員会活動のお話です。
病院にお勤めの方は、「委員会活動」があるため、正直「面倒だな」と感じる人が多いのではないでしょうか。
私自身も役職につくまでは、委員会の必要性に疑問をもっていたこともありました。
病院内に多数ある委員会
医療安全対策委員会、褥瘡対策委員会、感染対策委員会……一つの医療機関内で、たくさん設立されている委員会。多くは診療報酬の算定要件を満たすために設置されていて、活動を継続すること自体に意味があります。
でも現場のスタッフから見れば、役職に就く前の私と同様、必要性に疑問をもち、「通常業務を邪魔する存在」「やる理由がわからないもの」に映ってしまうことが少なくないと思うのです。

先日の委員会にて
今、私はある委員会で委員長という立場となり、活動の中心を担っています。
過去に委員会の必要性に疑問を感じていた私も、今では委員会とは診療報酬の算定要件を満たす為に必要なものと理解しています。
そして、委員長としてその委員会を任されている以上、責任もあります。不備不足の無いような活動内容にしなければと、考え取り組んでいます。
私が委員長をしている委員会で、先日あったことです。
決定した事項について、今後の具体的な取り組み方法を話し合っていました。
すると、スタッフ数名から「これって、やらないといけないんですか?」「これは、何回くらいすればいいんですか?」という意見が出ました。
今日に至るまでの何回かの委員会で決定された事項について話し合っているのに、全てを覆すような意見。改めて、その決定事項を取り組む目的と、決定されるまでの経緯を説明をしました。その場で再度了承を得て、話し合いは再開できました。
割と今回のように、継続的に考えている事がリセットされ、振り出しに戻るようなことが委員会の場では見られます。
「何故、毎回こんなことになるんだろう」不満な気持は膨れ上がり、すっかり疲れた気持ちになってしまいました。
時間を置いてから気づいたこと

しばらく、口を尖らせて過ごしていた私ですが、時間の経過とともに、ハッと気づいたことがありました。
師長になってから、委員会や会議に出席する頻度がうんと増えました。
それら委員会や会議の中には、自分は特に発言する機会も無く、話を聞いているだけの会議もあります。普段は管理職として、院内のことを把握しておくために出席は必要なことと捉えています。
しかし、ある忙しい日、リーダーもしており、業務が山積みの状態の日に、そのような委員会や会議がありました。
「なんで、これに出てないといけないんだろう」心の中はイライラ、会議が早く終わらないか時計をチラチラ。会議そのものが、余分な仕事にしか思えない日がありました
その日の事をふと思い出し、「あ、スタッフもこういう気持ちだったのか」と、思ったのでした。
スタッフも、日々の業務をやりながら委員会に出席。まだまだやらないといけない処置や記録があることでしょう。委員会に対して主体的に取り組めない気持ちにもなるでしょうし、委員会で新しい取り組みなんて提案されたら、更に仕事が増えるのかと思ってしまっても仕方ないことかと思います。
そんなことを思い、スタッフに対して抱いた不満を恥ずかしく感じたのでした。
委員会活動を業務に繋げるには
かといって、委員会活動を無しにすることはできません。
また、形骸化したものにもしたくはありません。
せっかく定期的に時間をつくってやるものなのだから、少しでも自分たちの業務に活かせるものにしていきたい、日々の業務に「プラスになる」時間として活用できるものにしたい、みんなが積極的に取り組めるものにしたい、というのが私の理想です。
例えば、委員会で話し合うことが患者さんのケアに活かされたり、委員会で学んだことで、迷う時間が減り、業務時間の短縮化に繋がった等、業務改善に繋がるものになれば良いと思います。
委員会活動で業務時間外にまで活動しないといけない状況になったり、余分な負担を強いたいわけではないのです。
同じように委員会運営に悩んでいる方がおられたら、委員会自体の負担の減らし方や、メンバーのやる気の引き出し方など、ぜひ教えていただきたいです。
まだまだ、模索中の私です。

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