上手になりたいこと。それは面談。
面談は苦手な方です。
偉そうに師長をやっていますが、面談のあとはいつも反省ばかりです。
「ああ言えばよかった」「いや、あれは余計なことだったかな」頭の中でぐるぐるぐるぐる。
終わってからの反省のほうが長いのでは、というくらいです💦。

ある新人スタッフとの面談。
最近、ある新人さんのことをよく考えます。
看護師としてのキャリアは長い方。でも今の職場は、今まで経験してこなかった分野なので、はじめてのことがたくさんあります。
つまり「ベテランなのに、新人」本人にとっては、なかなか大変な状況ではあります。
経験があるぶん、できない自分がよけいに歯がゆくなってしまうところもあるのかもしれません。
最近、その人の顔がいつも曇っています。
仕事をお願いするとため息。
面談をすれば、「つらい」「できない」と訴え、涙する。
最初はひたすら聞いて、ひたすら励まして。
でも、何度目かの面談で、ループしている気持ちになったのです。
ケアマネ時代に出会った、辛さばかりを訴える利用者さんに、寄り添ってばかりで、何も出来なかった自分の姿も思い出しました。
もっと前向きに働けないのか?
だって、働くことを決めたのは自分であり、今後も働きたいと考えているのも自分なんだろうしなあ──なんて、つい思ってしまうわたしもいて。
じゃあ、どうすれば悩まずに仕事が出来るか考えて行こうよ!という考えにシフトしていったのです。
元気な高齢者を見て、自立支援の本質について考えた。

いざ、前向きな思考へ切り替えを促す面談に。結果は…。
自分が暗い顔でいると、気持ちはどんどん落ち込むばかりです。
周りの空気にも影響は出ますし、なにより、そんな調子でいることは、暗い顔をしているその人自身がいちばん損だと思います。
その新人の方は、実際何もできてないわけじゃない。最初は出来なかったことも、今は難なくできるようになっていることは、たくさんあるのです。
だから、後は本人が腹を括ることが大切なのでは、少しずつでもいいから、前を向いて進んでほしい──そう願って、先日の面談はどうすれば悩まないのかなど、具体的にできることや悩み解消方法を考えて、「ここはこうしたらどう?」「これならいけそうなのでは?」って、たくさん提案をしてみました。
でも、それでもその人は涙ぐんで、途中「出来ない…」と漏らすのです。
そして面談が終わったあとの私は、またぐるぐるぐるぐる…となります。
私が良かれと思ってした提案は、結果本人の負担になったんだろうか。
もっと、ただひたすら、思いを聞いてあげるだけがよかったんだろうか。
……いやいや、それも違う気がする。聞くだけで前に進めるなら、誰も苦労しない。
でも、私の口数が多過ぎだったかもしれない。
うーん。
答えが出ない中、頭にいつも浮かぶ言葉
いつまでも、いまだに答えが出ていないのです。
そんな時、いつもはっきり頭に浮かんでくる言葉。
それは、私の面談はまだまだ未熟なんだよ、ということです。
そもそも面談とは
管理職の仕事は、結局のところ「人の成長を見守って、そっと促す」ことなのだと思います。
そのツールの一つが面談なのです。
相手に答えを渡してしまうことは簡単。でも、本人が自分で気が付いて自分の足でそこの答えが出せるようにすることの方が大切。そう出来るように、横に立って応援して成長を促すこと。
それが大切なんだろうと思います。
そう思っていても、実際は難しい。中々できない。
励ましすぎたら重いし、放っておいてもダメ。
そのサジ加減、何年やっていても、まだつかめないです。
面談がきれいに出来るためのマニュアルや、正解は無いのかもしれません。
対象者それぞれにとっての「ちょうどいい距離感」を、探って位置どりをする。間違える事もしながら、やっていくことで習得できる部分もあるのかもしれません。
面談が苦手な私──苦手ですけど、それでも向き合い続けることは、やらなくてはと思っています。
今日もまた、ぐるぐる反省をしながら。



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