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「いつかは…」と思いながら、なかなか一歩が踏み出せない。
介護・医療の現場で働く人なら、ケアマネ資格についていつかはとろうと、考えておられる方もいるかもしれません。
私もそのひとりでした。今回は、私がケアマネ資格を取得した理由と、その道のりを話してみようと思います。

きっかけは、院長からの一言。
当時、私は26歳。クリニックで看護師として働いていました。
ある日院長より言われました。
「患者さんとの話が通じやすくなるから、ケアマネを取ったら」
ちょうど介護保険制度が始まって数年経ったころでした。
まだ制度が十分に浸透していない時代でした。そのため、患者さんやご家族との会話に、介護保険の話が出てもこちらの理解が追い付いていない状況でした。
正直、最初は戸惑いました。
当時、新しく始まった介護保険制度に関心を持ち、試験にチャレンジする看護師は多かったのですが、不合格の話もよく耳にしました。
その為、仕事をしながらの資格取得は大変なんだろうとわかっていましたし、「言われたから取る」という動機だけでは続かないとも考えました。
でも、元々スキルアップやチャレンジという言葉が好きな私。
気持ちを切り替え、ケアマネ試験合格を目指す事にしたのでした。
医療現場で感じていた、小さなひっかかり。
ケアマネの勉強を進める中で、若さゆえ理解出来なかったことなどが、理解できる人間としての幅が増したように思います。
それは、クリニックに来院していたある患者さんに対しての思い
その患者さんは、毎回欠かさず受診するのですが、「薬は飲みたくない」と言う人でした。
薬が処方されれば、ある程度のコンプライアンスは守られていたと思います。
でもいちいち毎回「薬を飲みたくない」という事を言う姿勢に、病院に来る理由が理解できませんでした。いつも患者の話を傾聴している院長に、「一体何しに来てるんでしょうか。嫌なら来なければいいと思います。」憤る気持ちと不満をぶつけました。
院長は、憤る私をしり目に
「患者さんが病院に来ているならば、治療の必要性を根気よく伝えて、治療に繋げる。それが私たちの仕事だよ」
治療とは「正しい知識を教える」だけでは無く、患者さんの気持ちに寄り添いながら生活ごと支えていくもの、そう気づいた瞬間でした。
ケアマネの勉強を進めるうちに、その院長の言っていた言葉がまさにケアマネの仕事にも通じるものであると理解すると共に、院長の言葉の意味も徐々に理解できるようになりました。
また、そのクリニックから他院に検査を依頼調整する仕事もやっていた私は、ケアマネ業務の連絡調整業務について知り、「この仕事やりたい」 と徐々にやってみたい仕事に変わっていきました。
ユーキャンで、寝る間を惜しんで学習。
ケアマネ取得に向けての勉強は、ユーキャンの通信講座を選びました。
教材もわかりやすそうでしたし、仕事をしながらでも自分のペースで進められるのが決め手となりました。
でも、やはり仕事と両立しながらの勉強は考えていた以上に大変でした。
当時のケアマネ試験の合格率は約4割。合格率が低い理由が、勉強をやりだしてすぐに身にしみてわかりました。
休みを返上し、寝る間を惜しんでの勉強。

「やるからには受かりたい!」「職場の人は私のケアマネ受験をみんな知っている。落ちた報告をする事は絶対恥ずかしい!」
この気持ち一心で頑張りました💦。
そして、合格。
この合格は、その後の自分の人生でも大きな自信に繋がるものとなりました。
ケアマネ資格とは?(取得を考えている方へ)。
ここで、資格の概要も簡単にご紹介しておきます。
- 正式名称: 介護支援専門員
- 受験資格: 介護・医療系の国家資格保持者などで、実務経験5年以上
- 試験内容: 介護支援分野+保健医療福祉サービス分野
- 合格率: 近年は10〜20%台(当時より更に難度はましています)
- 更新制度: 5年ごとに研修が必要
医療・福祉系の仕事をしている方であれば、キャリアの幅が大きく広がる資格です。
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看護師がケアマネ資格を取るメリット・デメリット
まとめ:資格は「手段」。でもとって損はなかった。

最初は院長に言われた事がきっかけで始めた勉強でしたが、気づけば「自分がやってみたい」と思う資格になっていました。
資格は、あくまで手段です。勉強の過程で今までの様々な経験が言語化され、自分の軸が見えてくることがあります。ケアマネ資格は、私にとってまさにそういうものでした。
医療・福祉系への転職やキャリアアップを考えている方。選択肢のひとつとして検討してみてはと思います。



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