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ちかぢか、スタッフを「ちょっと注意しないといかんな」という場面が、2件つづけて控えています。
スタッフへの注意、正直、気が重いです。
仕事だから、言わないといけないことは言う。それはわかっています。
わかってはいるのですが…。
この「注意する」という行為は、本当に何年やっても気が重くなり、慣れません。
同じように感じている管理職の方、きっと少なくないんじゃないでしょうか。

「注意する」という事
言うべき事は、はっきり言わないと伝わらない。
でも、言い方ひとつで、相手をかんたんに身構えさせてしまう。
また、無駄に傷つけてしまうこともある。
この指摘は相手にどう受け取られるだろうか、どんなふうに反発されるのだろう。
相手の性格に合わせて、言葉を選んで、順番を考えて……。
注意する直前まで、頭のなかで何度も何度も、シミュレーションを重ねている自分がいます。
とくに、自分より年上の方や、経験のあるスタッフに伝えるときは、なおさら気をつかいますし、「立場上わたしが言うべきこと」と「相手への敬意」のあいだで、いつも揺れてしまうんです。
「注意する=相手を否定する」みたいに、どこかで思い込んでいる所もあったんだと思います。
たまたま読んでいた本に、わたしの悩みの答えが書いてあった
そんなとき、少し前から読み進めていた一冊の本に、ドンピシャで 「これだ!」 という言葉がありました。
『仕事ができる上司の当たり前』という本です。
わたしのなかにスッと入ってきた内容は、おもに次の2つでした。

① 注意する事は、叱るのではなく、「進むべき方向」を示す
注意するときって、つい「できていないこと」のほうに目がいきます。見方を変えれば「人を責める」という様子になりかねない。
注意するやり方としては、「いまの状態」と「本来こうあってほしい状態」との”差・違い”を、淡々と示すだけでいい。
叱るのではなく、ゴールの方向を示し、伝えて修正を促す。わたしがやることは、ただ、向かう先を示すこと。相手を否定することではない。
なんだ、そうなのかと考えたら、ふっと肩の力が抜けました。
② ハラスメントの境界線を知っておく
もうひとつ大きかったのが、「ここから先はハラスメントになる」という境界線を、自分のなかに持てたことです。
なるほどと思ったのは、注意する内容が「仕事の話」にとどまっているうちは、多少きびしくても指導の範囲だということ。でも、業務と関係のない人格や生い立ちにまで踏み込んだ瞬間、指導の枠を超えた個人攻撃になってしまう——その線引きでした。
それと、伝え方のトーン。内容が100%正しくても、大きな声で言ったり、「お前」みたいな乱暴な言葉を使えば、相手には“攻撃”として届いてしまう。これもすごく腑に落ちました。
この線が自分のなかに見えたことで、「ちゃんとした伝え方なら、はっきり言っていいんと」と、逆に安心できるようになったんです。
まだ実践してはないけど、それでも気持ちは軽くなった
本を読んだだけで、いきなり対応名人になれるわけではないですから、今回の2件の注意がうまく対応出来ておさめられるのかは、正直まだ、わかりません。
でも、本番を迎える前の「構え」が変わっただけで、今回のこの問題に向き合う気持ちは随分変わりました。注意する=相手を否定する、ではない。
注意する=仕事の方向を、いっしょに確認する。そう思えるだけで、この2件への対応が、ちょっとだけこわくなくなりました。

同じように悩んでいる管理職の方へ
スタッフを注意することが憂うつになる事は、たぶん、「相手を傷つけたくない」と思っているからだと思います。嫌われたくないという気持ちも、人として自然なことです
それは弱さではなく、ちゃんと相手を人として見ている証拠でもあるのだと思います。
だからこそ、「叱る」から「方向を示す」へ。
ほんの少し言葉のフレームを変えるだけで、わたしたちも、相手も、きっと楽になれる。
わたしも明日、やってみます。同じように悩んでいる方。いっしょにがんばりましょうね。
📚 この記事で触れた本:『仕事ができる上司の当たり前』 ※わたしが実際に読み進めている本です。注意・指導で悩む管理職の方には、刺さるところがあると思います。

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